コンプライのイヤーチップの性能はいかに
今回私が紹介していくのがCOMPLY(コンプライ)のイヤーチップ(イヤーピース)です。イヤホンに興味がある人であれば聞いたことのある名前だと思います。
私はこの製品を現在メインで使っているイヤホン、ATH-LS200に装着して使用しているので、その使用感や音質の変化などをレビューしていこうと思います。
読む前の注意
この記事を読んでいただく前に一つ注意して欲しい部分があります。
それは、コンプライのサイズは数多くあり、使っているイヤホンにより適切なサイズが違うということです。
そのため、購入を考えている方は、以下のCOMPLY公式ホームページの検索ツールより、ご自身が使っているイヤホンに合うサイズを確認してください。
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COMPLY(コンプライ)とは
まず、コンプライのイヤーピースがどういった製品なのかというのを説明させていただきます。
コンプライのイヤーピースはウレタン製のチップで、スポンジのようになっているためどのような耳の穴でもフィットするイヤーピースとなっています。
SHUREのイヤーチップを想像していただくといいと思います。
また、公式ホームページではこのように書かれています
コンプライ™イヤホンチップは、ハイテックな粘弾性のあるポリウレタンフォームで構成されています。この通気性のあるヒートアクティブフォームは、どんな耳穴の形にもピッタリフィットします。そしてパッシブノイズリダクション技術が、音漏れや騒音をシャットアウトし、イヤホンからの原音をダイレクトに耳に伝えます。
引用元:COMPLY公式ホームページ
公式ホームページでも述べられているように、耳の穴をイヤーピースで密閉されることで音漏れの防止や、高い遮音性を実現しています。
また、耳のサイズだけでなくイヤホンに合うサイズの種類も豊富で、大手イヤホンメーカーの製品であればほとんどの製品に合うサイズがあるため、
もともとシリコン製のイヤーピースの製品にもこのコンプライに付け替えることができます。
価格は他の製品に比べて少々高いもののその性能と効果というのがとても高いためにたくさんの人から高い評価を受けています。
そんなコンプライのイヤーピースを私は実際に購入して使用しているので、レビューしていきたいと思います。
コンプライの使用レビュー
私は先ほども説明したようにこのATH-LS200にコンプライのイヤーピースを装着しています。サイズに関しては公式に対応表が載っていたり、その他大手オーディオサイトにも載っていたりしますので、簡単に自分の製品に合ったサイズを発見できると思います。
また、サイズだけでなくイヤーピースの形状に関しても様々な種類があります。
- スタンダードなT-type
- アジアンフィットのTs-type
- 高遮音性のP-type
- ワイヤレスにTw-type
- スポーツユーザー向けのSPORT PRO
以上の5種類があり、私はアジアンフィットのTs-typeを使用しています。
それではレビューしていきたいと思います。
装着感
装着感は何と言ってもこの商品の売りで、ポリウレタンフォームで構成されたコンプライのイヤーピースは耳に吸い付くようなつけ心地です。
一度つけてしまえば滅多なことがない限りイヤホンが耳から外れることはありません。
それでありながら圧迫感というものも少なく自然なつけ心地です。まるで水の中にいるような感覚です。
つけ方には少し癖があります。
一度使ったことがある人であればわかると思いますが、耳に入れる前に指でウレタンをしぼませてから膨らみきる前に耳に入れます。
そうすることで耳の中でボワっと広がり、より耳に密着してくれます。
シリコン製のイヤーピースだと、長時間つけていると耳が痛くなったりすることもありますが、コンプライのイヤーピースであれば耳が痛くなることなく音楽を楽しむことができます。
遮音性
遮音性もコンプライの大きな特徴で、通常のイヤーピースより高い遮音性を実現します。
電車の中で使用すればアナウンスだけでなく、列車の走行音までもほとんど感じさせないほどにシャットダウンしてくれます。
音のシャットダウンといえばノイズキャンセリング機能を搭載してイヤホンやヘッドホンが存在しますが、
そこにお金をかけるのであれば、『コンプライを使ったほうが装着感、遮音性ともに優れているのではないか』と感じるほどです。
逆にいえば、ホームを歩くときや横断歩道を渡るときには十分な注意が必要です。
また、音楽を流さなくても周りの音を限りなく小さくしてくれる性能を持っているので、耳栓として使うこともできます(笑)。
音質の変化
これがみなさん気になる部分だと思いますが、私の使用環境、ATH-LS200での音質の変化をレビューしていきたいと思います。
音質に関していうと正直期待していたよりもよくならなかったというのが本音です。
むしろ私は音質がダウンしているのではないかと思ってしまいました。
どのように変化したのかと言いますと、ウレタンフォームであるためか、シリコン製のイヤーピースを使っているときに比べて、音がこもっている印象を受けました。というより何度聴き比べしても音がこもっていました。
そのため、全体的に音の輪郭がぼやけてしまい、エネルギーが減ってしまったかなという印象です。
正直私は、音質のその変化が気に入らなかったために結局純正のシリコン製のイヤーピースに戻ってしまいました。
しかし、しばらくしてネットでこんな口コミを見つけました!
コンプライは逆挿しにするのがイイ!
一瞬何を言っているのかわからなかったのですが、その方法について調べて試したところ、音質が劇的に変化しました。
今ではコンプライ逆挿しをしたATH-LS200を愛用しています。
コンプライ逆挿しに関する記事は以下の記事で詳しくまとめていますので、購入を考えている方は必読です!
まとめ
以上まとまりの悪い最後となってしまいましたがいかがでしたでしょうか。
装着感や遮音性に関してはさすがコンプライというべきでしょう。私もとても満足して外出時にいつも使っています。
とはいうもののそれはコンプライ逆挿しあってのことです。
レビューとしては最初に絶賛しておいて最後に若干落とすという形になってしまいましたが、コンプライ逆挿しをすることで改善できた問題だったので、みなさんも購入した際はぜひコンプライ逆挿し、試してみてください。